2013年12月16日月曜日

ボケの愉しみ


写真表現の方法の一つに"ボケ"がある。 主題を際立たせる手段として広く知れ渡っている。 カメラ雑誌の撮影技術紹介でも良いボケ、悪いボケなどと解説が特集される。
レンズによっても得られるボケの美しさは千差万別、人によっても好みが分かれる。
上の写真、構図的には日の丸構図などと揶揄される程に平凡ではある。しかし、ソフトなボケ味は美しい。 なお、ボケは英語でもbokehと表現されている。
機材はオリンパスPen E-P3フォクトレンダー・ノクトン25mm F0.95の組み合わせだ。
このレンズ、35mm換算で言えば焦点距離50mmのレンズに相当するが最短撮影可能距離は170mm。即ち、被写体にグイッと近寄っての撮影も可能。作品はマクロで撮ったのかと聞かれる程だ。f/4からf/5.6あたりで撮影すると抜けの良いシャープな画像が得られる。発色の良さは言うまでもない。また、他のマイクロフォーサーズ用レンズから比べて重く感じる。手にするとずっしりと持ち重りがする。外装はフォーカスリングや絞りリングを含めすべて金属製で高級感がある。
F値が0.95と驚異的な明るさなので、NDフィルターやC-PLを付けて常用している。

撮影データ
カメラ:オリンパスPen E-P3
レンズ:フォクトレンダー・ノクトン25mm F0.95
Exif data:シャッター・スピード  1/1000
             絞り                        f/1.4
             露出補正                 +0.7
                                           ISO-200
              測光モード               中央重点測光

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